【医師監修】ダイオードレーザーの特徴と脱毛効果は?痛みの強さも調査

【医師監修】ダイオードレーザーの特徴と脱毛効果は?痛みの強さも調査

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医療脱毛レーザーには3つの種類が存在しており、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なることを知っていますか?

国内外で最も多くのシェアを誇る「アレキサンドライトレーザー」は、毛のメラニン色素(黒色の色素)に反応するため、脇やVIOなどの剛毛部分への脱毛に最適。「YAGレーザー(ヤグレーザー)」は産毛~剛毛まであらゆる毛質に対応できるだけでなく、色黒さんや色素沈着している部分でも安心して脱毛できるのが特徴です。

そして、今回紹介する「ダイオードレーザー」には熱破壊式(ショット式)と蓄熱式の2種類が存在し、同じ種類のレーザーですが特徴や脱毛理論は全くの別物!メラニン色素をターゲットとする「熱破壊式ダイオードレーザー」は、「アレキサンドライトレーザー」と「ヤグレーザー」の中間にあたるレーザーといわれています。

一方で「蓄熱式ダイオードレーザー」は、バルジ領域をターゲットとして低温でじわじわ脱毛を行うので、痛みを感じにくくメラニン色素に左右されにくいという性質を持ちます。

今回はそんな2種類のダイオードレーザーに注目して、それぞれの特徴やメリット・デメリット、経験者さんの口コミについて詳しく紹介します。

この記事の監修医師
山名啓太先生
ウィクリニック吉祥寺院 院長
山名啓太先生
【経歴】
2014年 昭和大学医学部 卒業
2016年 昭和大学病院放射線科 入局
2018年 昭和大学大学院内科系放射線医学 卒業
2020年 ウィクリニック吉祥寺院 院長就任

ダイオードレーザーとは?特徴を解説

ダイオードレーザーとは?特徴を解説

3種類ある医療レーザー脱毛はそれぞれ特徴が異なるため、肌質や毛質によって向き不向きがはっきりとしています。できるだけ脱毛効果を効果的に実感するためにも、自分にぴったりの医療レーザー脱毛を見分けるようにしましょう!

まずは、ダイオードレーザーとその他2種類のレーザーとの違い、さらに熱破壊式ダイオードレーザーと蓄熱式ダイオードレーザーの特徴について詳しく解説します。

ダイオードレーザーとは

ダイオードレーザーとは

ダイオードレーザーは半導体を利用した近赤外線を使用しており、メラニン色素に反応しやすいという特徴はアレキサンドライトレーザーと同じです。日本国内ではアレキサンドライトレーザーに次いで2番目のシェアを誇っており、近年ではさらにダイオードレーザーを取り扱うクリニックも増えてきました。

また、波長の長さがアレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの中間にあたるため、ダイオードレーザーは2つのレーザーの中間的なポジションだといわれています。

ただし、ダイオードレーザーには熱破壊式ダイオードレーザーと蓄熱式ダイオードレーザーの2種類があり、メラニン色素に反応するレーザーは熱破壊式ダイオードレーザー。蓄熱式ダイオードレーザーも多少のメラニン色素には左右されるものの、発毛の司令塔である「バルジ領域」をターゲットとして脱毛を行います。

どちらもダイオードレーザーではありますが、熱破壊式と蓄熱式では脱毛方式が全く異なるので、脱毛箇所や肌質・毛質によって使用するレーザーを見極めましょう。

ダイオードレーザーの特徴

ダイオードレーザーの特徴
レーザーの種類 アレキサンドライトレーザー 熱破壊式ダイオードレーザー 蓄熱式ダイオードレーザー YAGレーザー
波長 755nm 800nm~940nm 800nm~940nm 1064nm
脱毛効果
痛み ×
産毛への効果
美肌効果 × ×
日焼け肌 × ×

肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」から構成されており、皮膚の最も深い「皮下組織」にまで到達するといわれているダイオードレーザー。熱破壊式ダイオードレーザーは、メラニン色素に反応するため剛毛部分に効果を発揮しやすく、照射時に痛みを伴いやすい傾向にあります。

反対に、熱破壊式ダイオードレーザーは蓄熱式ダイオードレーザーと比較すると、産毛や日焼け肌さんへの脱毛効果はあまり期待できないでしょう。蓄熱式ダイオードレーザーはバルジ領域をターゲットとしているので、従来では効果が見込めなかったメラニン色素の少ない産毛への脱毛効果に期待できます。さらに、照射時の痛みが少ない点や日焼け肌さんでも安全に脱毛できる点から、比較的新しい脱毛理論にも関わらず注目を集めている脱毛方式です。

熱破壊式ダイオードレーザーの特徴

ターゲットメラニン色素(毛根部分)
温度200度以上
照射方法単発
主なマシンライトシェアデュエット

熱破壊式ダイオードレーザーは毛のメラニン色素に反応させて、毛母細胞(もうぼさいぼう)や毛乳頭(もうにゅうとう)などの毛根部分にダメージを与える脱毛方法です。レーザーが毛の黒色の色素に反応するので、メラニン色素を多く含む脇やVIOなどの剛毛部分に効果が期待できるといわれています。

また、200度以上の温度で単発的に照射を行うため、照射時の痛みは「ゴムでバチンと弾かれたような痛み」と例えられることが多いです。

熱破壊式ダイオードレーザーを採用している「ライトシェアデュエット」は、世界で初めてFDA(米国食品医薬品局)に永久脱毛機として認可を受けたことで知られています。

蓄熱式ダイオードレーザーの特徴

ターゲットバルジ領域
温度60~70度前後
照射方法連続
主なマシンメディオスターNeXT PRO

バルジ領域は2000年~2001年に発見された発毛の司令塔としての役割を担う組織で、蓄熱式ダイオードレーザーはそのバルジ領域をターゲットとしています。バルジ領域へのアプローチはサロンの光脱毛ではSHR方式(スーパーヘアリムーバル)といわれ、サロン・クリニック共に注目を集めているもののまだ実績が少ない比較的新しい脱毛理論です。

照射時の温度は60~70度ほどと熱破壊式の3分の1程度で、肌の上を滑らせるように連続照射を行うことから「熱い飲み物が入ったマグカップを肌に当てたような痛み」といわれています。

蓄熱式ダイオードレーザーを採用している「メディオスターNeXT PRO」は、アメリカのFDAだけでなく、日本の厚生労働省の薬事承認も取得した実力派マシンです。

熱破壊式のメリット・デメリットとおすすめな人

熱破壊式のメリット・デメリットとおすすめな人

使用しているレーザーの種類は同じであっても、熱破壊式ダイオードレーザーと蓄熱式ダイオードレーザーではそもそも脱毛理論が異なります。まずは、熱破壊式ダイオードレーザーに焦点を当てて、メリット・デメリットやどのような方におすすめのレーザーなのか見ていきましょう。

熱破壊式ダイオードレーザーのメリット

  • 剛毛部分への脱毛効果が高い
  • 蓄熱式よりも即効性がある
  • 軽度の色素沈着であれば施術可能
  • 熱破壊式の脱毛は実績が多く安心

剛毛部分への脱毛効果が高い

熱破壊式ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーと同様に、毛のメラニン色素への反応が強いレーザーです。日本人のような肌色が薄くて毛の色が濃い人種に適したレーザーなので、より効率的に脱毛を進めることができます。

とくに、もともと生えている毛質が太く濃い方や、メラニン色素を多く含む脇やVIOなどの剛毛部分への高い脱毛効果に期待できるでしょう。

蓄熱式よりも即効性がある

蓄熱式ダイオードレーザーは徐々にムダ毛が細く薄く変化するので、照射後すぐに即効性を感じることができず、脱毛効果が低いと勘違いされがち…。

一方で熱破壊式ダイオードレーザーの場合、照射後10日~2週間程度でムダ毛がポロポロと抜け落ち、目に見えて脱毛効果を実感することができます。1回あたりの脱毛効果をしっかりと実感できるうえ、照射を繰り返し行うことで生えてくるムダ毛に少しずつ変化が見られますよ。

軽度の色素沈着であれば施術可能

755nmと波長が短いアレキサンドライトレーザーは、肌の浅い部分に作用することにより、肌表面のメラニン色素に影響を及ぼすリスクがあります。

しかし、波長が800nm~940nmのダイオードレーザーであれば、メラニン色素を生成するメラノサイトのさらに奥深くに到達するため、肌表面のメラニン色素量にあまり左右されません。肌表面に多少のメラニン色素があっても施術できるので、軽度であれば日焼け肌さんや色素沈着部分も安心して脱毛を受けることが可能です。

熱破壊式の脱毛は実績が多く安心

熱破壊式の脱毛器はダイオードレーザーに限らず、アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーでも採用されている脱毛理論です。日本に医療レーザー脱毛が上陸した1997年以来、熱破壊式の脱毛器は多くの実績を重ねてきたため、高い脱毛効果と安全性が証明されています。

蓄熱式脱毛器はまだ歴史が浅くエビデンスが不十分なので、高い脱毛効果を求める方は実績数の多い熱破壊式脱毛器の使用がおすすめです。

熱破壊式ダイオードレーザーのデメリット

  • 照射時に痛みを伴いやすい
  • 白髪や産毛には効果が少ない
  • 施術による肌トラブルのリスクがある

照射時に痛みを伴いやすい

熱破壊式ダイオードレーザーは照射時に200度程度の熱が肌に加わるので、施術を行う際に痛みを感じやすい傾向にあります。

最も波長が長いYAGレーザーに比べると痛みは弱いですが、アレキサンドライトレーザーよりもやや痛みが強いという意見が多いようです。具体的には「ゴムでバチンと弾かれたような痛み」と例えられ、痛みに弱い方は表面麻酔(クリーム麻酔)を塗布することもあります。

白髪や産毛には効果が少ない

熱破壊式ダイオードレーザーはメラニン色素に反応するため、メラニン色素が薄いムダ毛にはあまり効果を発揮できません。顔や背中などの産毛部分は必要回数が多くなってしまうので、産毛への脱毛効果が見込めるYAGレーザーや蓄熱式ダイオードレーザーがおすすめです。

また、メラニン色素が抜けてしまった白髪部分の場合、熱破壊式脱毛器による脱毛効果はほとんど見込めないため注意してください。

施術による肌トラブルのリスクがある

熱破壊式脱毛器はダイオードレーザーに限らず、施術後に赤みや痒みなどの肌トラブルを発症するリスクが高い傾向にあります。また、人によってはヤケド、毛嚢炎(もうのうえん)、硬毛化(こうもうか)のリスクを伴うことを把握しておきましょう。

脱毛による肌トラブルは誰にでも起こりうるため、クリニックを選ぶ際には再診・薬の処方に追加料金が発生しないクリニックだと安心です。

熱破壊式ダイオードレーザーがおすすめな人

  • 脇やVIOなどの剛毛部分
  • はやく脱毛効果を実感したい人
  • 多少の痛みなら耐えられる人
  • 肌のメラニン色素が少ない色白さん
  • 実績のある方法で確実に脱毛したい人

熱破壊式ダイオードレーザーはメラニン色素に左右されるため、脇やVIOなどの剛毛部分の脱毛にぴったり!とくに肌表面のメラニン色素が少ない色白さんの場合、毛のメラニン色素への吸収率が高まるため、より高い脱毛効果を実感することができるでしょう。

照射時の痛みは蓄熱式ダイオードレーザーに比べるとかなり強いため、「多少の痛みなら耐えられる!」「麻酔の使用を前提で脱毛したい。」という方におすすめです。

照射後は10日~2週間ほどでムダ毛がポロポロと抜け落ち、即効性のある脱毛効果を実感できる点もうれしいポイント。実績のある脱毛方法で確実に永久脱毛をしたい方は、高い脱毛効果と安全性を証明されている熱破壊式ダイオードレーザーの使用をおすすめします。

蓄熱式のメリット・デメリットとおすすめな人

蓄熱式のメリット・デメリットとおすすめな人

毛のメラニン色素量に左右される熱破壊式ダイオードレーザーに対して、蓄熱式ダイオードレーザーはバルジ領域をターゲットとした最新の脱毛理論を採用!

近年、浸透しつつある蓄熱式ダイオードレーザーのメリット・デメリット、どのような方におすすめのレーザーなのかについて詳しく解説します。

蓄熱式ダイオードレーザーのメリット

  • 肌が弱い方でも脱毛できる
  • 痛みを比較的感じにくい
  • 産毛や白髪への脱毛効果が期待できる
  • 褐色肌さん・色素沈着部分でも安心

肌が弱い方でも脱毛できる

蓄熱式ダイオードレーザーは60度前後の低温でじわじわと照射するため、熱破壊式の脱毛器に比べると肌への負担が少ない点が特徴です。従来器では脱毛を断られがちなアトピー肌さん、極度の敏感肌さんであっても施術を受けることが可能なので、安心して医療レーザー脱毛を受けることができますよ。

ただし、脱毛後の肌は多少なりとも刺激を受けてしまうため、肌が弱い方はあらかじめ無料カウンセリング時にスタッフへ相談しておくことをおすすめします。

痛みを比較的感じにくい

蓄熱式ダイオードレーザーの場合、熱破壊式ダイオードレーザーの3分の1の熱をじんわりと照射するので、熱破壊式脱毛器のように施術時に強い痛みを伴うことがありません。また、単発で1ショットずつ照射する熱破壊式に対して、蓄熱式の場合は肌の上を滑らせるように連続照射を行うため、照射時の刺激を抑えることが可能です。

ただし、蓄熱式ダイオードレーザーだからといって全くの無痛というわけではなく、具体的には「熱い飲み物が入ったマグカップを肌に当てたような痛み」といわれています。

産毛や白髪への脱毛効果が期待できる

バルジ領域をターゲットとする蓄熱式ダイオードレーザーは、メラニン色素への影響が少ないため、毛の色が薄い産毛の部分や白髪の部分への効果にも期待できるのがうれしいポイント。

しかし、蓄熱式ダイオードレーザーも多少なりともメラニン色素の影響を受けるので、メラニン色素がまったく存在しない白髪には効果はあまり見込めません…。「どうしても白髪部分の脱毛をしたい!」という女性は、電気針脱毛(ニードル脱毛)を利用して1本1本確実に処理することをおすすめします。

褐色肌さん色素沈着部分でも安心

メラニン色素への影響が少ない蓄熱式ダイオードレーザーは、肌表面のメラニン色素量に左右されることなく脱毛が行えます。従来器では脱毛が難しかった日焼け肌さんや色黒さんなど、過去に施術を断られてしまった方はぜひ蓄熱式ダイオードレーザーを試してみてくださいね。

また、VIOや乳輪周りといった色素沈着部分でも安全に施術できるので、脱毛部位に合わせてレーザーを使い分けるとより効率的に脱毛ができそうです。

蓄熱式ダイオードレーザーのデメリット

  • 脱毛効果を実感しにくい
  • 比較的新しい理論なので実績が少ない
  • 他のレーザーに比べると剛毛への効果は劣る

脱毛効果を実感しにくい

一般的な熱破壊式の脱毛器の場合、照射から10日~2週間ほど経過するとムダ毛が自然に抜け落ちるため、目に見えて脱毛効果を実感することができます。 一方で蓄熱式ダイオードレーザーは照射後すぐに抜け落ちることはなく、徐々にムダ毛の毛質が細く薄く変化するので、脱毛効果を実感しにくいといわれています。ムダ毛が自然に抜け落ちるには1ヶ月程度かかるうえ、とくにはじめの1~2回は脱毛効果を体感しにくい点がデメリットの1つです。

比較的新しい理論なので実績が少ない

蓄熱式ダイオードレーザーがターゲットとするバルジ領域は、近年の研究により2000年~2001年に発見されたばかりの器官です。従来では毛を生成する毛母細胞や毛乳頭を破壊して脱毛を行っていましたが、蓄熱式はバルジ領域を破壊することで「発毛の指令そのものを断つ」という新しい脱毛理論。

蓄熱式脱毛器が開発されてから10年ほどしか経っていないため、熱破壊式に比べるとまだ歴史が浅く実績数が少ない点が懸念点です。

他のレーザーに比べると剛毛への効果は劣る

蓄熱式ダイオードレーザーはバルジ領域にアプローチするので、基本的には毛のメラニン色素量に関係なく幅広い毛質に脱毛効果を実感できます。

しかし、脇やVIOといった剛毛部分をしっかりと脱毛したい場合は、メラニン色素量に反応する熱破壊式の脱毛器がおすすめです!とくにYAGレーザーは医療レーザー脱毛のなかでも波長が最も長いので、根深い頑固なムダ毛も効率的に処理することができますよ。

蓄熱式ダイオードレーザーがおすすめな人

  • 日焼け肌さん・地黒さん
  • VIOなどの色素沈着部分
  • 顔・背中などの産毛部分
  • 肌が弱い人(敏感肌)
  • 強い痛みに耐えられない人

蓄熱式ダイオードレーザーはメラニン色素への影響が少ないため、今までは脱毛が困難だった日焼け肌さんや地黒さんの脱毛にも向いています。

また、VIOや乳輪周りなどの色素沈着部分・軽度のシミでも照射可能で、クリニックによってはホクロ部分の施術も可能です。メラニン色素の濃淡の影響を受けにくいという特徴から、顔や背中などの産毛部分の脱毛にも適しており、あらゆる毛質の脱毛に高い効果を発揮します。

蓄熱式ダイオードレーザーは60度前後の低温でじわじわと照射するため、熱破壊式に比べると肌への刺激が少なく、肌が弱いアトピー肌さんや敏感肌さんでも安心!さらに、低い出力でスライドしながら施術するので痛みが弱く、「できるだけ痛くない方法で脱毛したい。」という女性におすすめです。

ダイオードレーザーの脱毛効果は?必要回数と期間

ダイオードレーザーの脱毛効果は?必要回数と期間

ダイオードレーザーで脱毛完了するまでの回数・期間など、ダイオードレーザーの脱毛効果について気になりますよね。とくに蓄熱式ダイオードレーザーは即効性が無いことから、「蓄熱式ダイオードレーザーは効果がない!」という噂も見られます。

実際のところダイオードレーザーの効果はいかほどか、大手SNSサイト「Twitter」を利用してダイオードレーザー経験者さんの口コミをリサーチしてみました。

脱毛効果に関する口コミをリサーチしてみた!

ダイオードレーザーの効果に関する口コミを調査した結果、熱破壊式ダイオードレーザーはやはりVIOなどの剛毛部分で高い効果を発揮していることが分かりました。毛がポロポロと抜け落ちるため脱毛効果を実感しやすく、「照射から1ヶ月でVラインがスベスベになった!」という声も見られました。「VIOはしぶといものの一番脱毛効果を実感できた。」という口コミもあり、施術3回目にはかなり毛量が減って満足しているようです。

蓄熱式ダイオードレーザーについても、即効性は感じられないもののしっかりと脱毛効果を実感できているという意見が見られます。部位によっては「効果はあるのかもしれないが実感が沸かない。」という声も見られ、やはり熱破壊式ダイオードレーザーに比べると脱毛効果を体感しにくいようです。

熱破壊式ダイオードレーザーの口コミ

https://twitter.com/sY5z1px1kABIpzO/status/1347698278448549888

蓄熱式ダイオードレーザーの口コミ

https://twitter.com/a_girl_in_tokyo/status/1377918443882573825

脱毛完了までの回数

脱毛完了までの回数
脱毛部位 自己処理が不要になるまで ツルツルになるまで
8~10回 10回以上
5~6回 8回以上
腕・脚・ボディ 5~6回 8回以上
Vライン 5~6回 8回以上
I・Oライン 8~10回 10回以上

一般的に医療レーザー脱毛では「3回」「5回」「8回」を一区切りとしており、それぞれの回数でコースを設けているクリニックが多く見られます。具体的な目安としては、毛が薄くなったと実感できる回数が「3回」、自己処理が楽になる回数が「5回」、脱毛完了する回数が「8回以上」だといわれています。

熱破壊式ダイオードレーザーはメラニン色素の多い毛に反応するため、脇やVラインは比較的少ない回数で脱毛効果を実感できることが多いです。ただし、メラニン色素の少ない顔の産毛は効果が少なかったり、肌への色素沈着が濃い部分は出力を抑えたりする必要があるため、部位によっては10回以上必要となるケースもあるでしょう。

一方で蓄熱式ダイオードレーザーはメラニン色素への影響が少なく、顔のような産毛部分やI・Oラインのような色素沈着部分であっても効果が発揮できます。しかし、蓄熱式ダイオードレーザーは熱破壊式ダイオードレーザーに比べると効果を実感しにくいため、脱毛完了までの回数はやや多めに見積もっておくことをおすすめします。

脱毛完了までの期間

脱毛完了までの期間

クリニックで医療レーザー脱毛を行う場合、「毛周期(もうしゅうき)」に合わせて2~3ヶ月に1回の施術が推奨されます。毛周期とは毛が生え変わるサイクルを意味しており、ムダ毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」を繰り返すことで生え変わります。

熱破壊式ダイオードレーザーは毛のメラニン色素に作用するため、メラニン色素が多く含まれている「成長期」のムダ毛にしか作用しません。つまり、脱毛完了までに必要な回数を毛周期に合わせて通うとなると、約1年半ほどかけて8回以上通わなくてはならないということを把握しておきましょう。

蓄熱式ダイオードレーザーの場合、バルジ領域をターゲットとするため「毛周期に関係なく脱毛ができるのではないか?」と思ってしまいがちですよね。ところが、根本的に使用しているレーザーの種類は同じなので、蓄熱式であっても毛周期に合わせて脱毛する必要があります。

クリニックやサロンによっては「2週間に1回の頻度で脱毛できる!」と謳っているところもありますが、効率的に脱毛を進めるためにも毛周期に合わせた施術がおすすめです。

ダイオードレーザーの痛みの強さ

ダイオードレーザーの痛みの強さ

3種類の医療レーザーのなかで中間的ポジションにあたるダイオードレーザーですが、一体どの程度の痛みを伴うのか気になりますよね。とくに蓄熱式ダイオードレーザーは痛みが少ないことで知られているので、痛みがニガテな女性のなかには蓄熱式を検討している方も多いのではないでしょうか?

実際にダイオードレーザー経験者さんの声をリサーチすべく、大手SNSサイト「Twitter」を利用して、それぞれのダイオードレーザーの痛みに関する口コミを調査しました。

痛みに関する口コミをリサーチしてみた!

熱破壊式ダイオードレーザーの経験者さんによると、「毛が太くて毛量が多い箇所は痛かった!」という声が見られ、施術直後は腫れてしまうほどの痛みを伴ったそうです。また、蓄熱式ダイオードレーザーと熱破壊式ダイオードレーザーの両方を経験した方は、やはり熱破壊式ダイオードレーザーのほうが強い痛みを感じたとのことです。

ただ、なかには「私は耐えられる程度の痛みだった。」という口コミもあり、痛みの感じ方には個人差があるため、どうしても耐えられない方は麻酔の使用をおすすめします。

痛みが少ないと注目を集める蓄熱式ダイオードレーザーですが、「VIOのような剛毛部分ではさすがに痛みを感じた。」という声が見られました。また、熱破壊式脱毛器とは感じる痛みの種類が異なるようで、バチンと弾かれたような痛みを伴う熱破壊式に対し、蓄熱式はじわじわと熱を感じるような痛みを伴うようです。

アレキサンドライトレーザーから蓄熱式ダイオードレーザーへ移行した方は、「痛くないから効いてるか不安…。」と痛みの弱さから脱毛効果に疑問を抱いている方もいました。

熱破壊式ダイオードレーザーの口コミ

https://twitter.com/yuuuui00/status/1362264225259819009

蓄熱式ダイオードレーザーの口コミ

https://twitter.com/aoki_29aoki/status/1376819585450569739

他マシンとの比較

レーザーの種類 痛みの度合い
YAGレーザー 5
熱破壊式ダイオードレーザー 4
アレキサンドライトレーザー 3.5
蓄熱式ダイオードレーザー 1.5

医療レーザー脱毛には主に「YAGレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」の3種類が存在します。さらに「ダイオードレーザー」は蓄熱式と熱破壊式の2種類に分類されるため、上記の4種類で痛みの度合を比較してみましょう。

「YAGレーザー」は4種類のレーザーのなかで最も強い痛みを伴い、波長が長く皮膚の奥深くまで到達するので、表面麻酔(クリーム麻酔)による効果を実感しにくい傾向にあります。

「熱破壊式ダイオードレーザー」と「アレキサンドライトレーザー」では痛みの度合いにほぼ差はありませんが、波長の関係により「熱破壊式ダイオードレーザーのほうが若干痛みが強い」という意見が見られました。

「蓄熱式ダイオードレーザー」は最も痛みが弱い医療レーザーとして知られており、60~70度前後の熱でじわじわと脱毛を行います。具体的な痛みの感じ方に関しては、「リゼクリニック」公式サイトによると「熱い飲み物が入ったマグカップを肌に当てたような痛み」とのことです。

ダイオードレーザーを搭載した代表的なマシン

ダイオードレーザーを搭載した代表的なマシン

ダイオードを搭載しているマシンのなかには、「ダイオードレーザーのみ搭載した単一マシン」と「2種類以上のレーザーを搭載した併用マシン」が存在します。

以下では代表的なダイオードレーザーを使用したマシン6機種について、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

  • ライトシェアデュエット
  • メディオスターNeXTPRO
  • デピライト
  • クリスタルプロ
  • ソプラノアイス・プラチナム
  • ソプラノチタニウム

ダイオードレーザーのみ搭載した単一マシン

マシン名 取り扱いのあるクリニック名
ライトシェアデュエット リゼクリニック
アリシアクリニック
メディオスターNeXT PRO リゼクリニック
フレイアクリニック
デピライト グロウクリニック
クリスタルプロ エミナルクリニック

※院によって保有する脱毛機の種類が異なる場合があります

熱破壊式ダイオードレーザーのみ搭載した主な単一マシンは「ライトシェアデュエット」で、「リゼクリニック」「アリシアクリニック」で扱われています。

蓄熱式ダイオードレーザーのみ搭載した主な単一マシンは「メディオスターNeXT PRO」と「デピライト」で、大手クリニックで使用可能です。

「エミナルクリニック」で取り扱っている「クリスタルプロ」は、1台の脱毛器で熱破壊式・蓄熱式の切り替えが可能となっています。

院によって保有する脱毛器の種類が異なる場合があるため、使用するマシンにこだわりのある方は、あらかじめ近くのクリニックに取り扱っているマシンの種類を確認しておきましょう。

ライトシェアデュエット

「ライトシェアデュエット」はアメリカのルミナス社が開発した脱毛器で、世界で初めてFDAによる永久脱毛器としての認可を得た実力派マシンです。大小2種類のハンドピースを搭載しており、吸引アシスト付きのHSハンドピース・照射面積の狭いETハンドピースを部位によって使い分け、短時間で効率的に脱毛を行います。

世界で最もシェアされているマシンで、日本国内でも多くのクリニックが採用しているため、高い脱毛効果と安全性に信頼をおける脱毛器です。

メディオスターNeXT PRO

ドイツのエスクレピオン社が開発した「メディオスターNeXT PRO」は、蓄熱式ダイオードレーザーを搭載したFDAの承認脱毛器です。808nmと940nmの2つの波長を搭載することによって、脇やVIOなどの根深いムダ毛にも効率的にアプローチすることができます。

さらに、3段階のトリプル冷却効果と360°全方向型皮膚冷却システム、スムースパルスモードにより痛みを最小限に抑えた脱毛が可能です!

デピライト

「デピライト」は日本国内では導入数が少なく知名度も低いですが、高い脱毛効果と痛みを抑えた施術により注目を集めている脱毛器の新鋭です。

痛みが弱いといわれる蓄熱式ダイオードレーザーのなかでも、温度が50~60度までしか上がらない「デピライト」はとくに痛みが少なめ。照射時の熱による肌への負担が少ないので、従来の熱破壊式脱毛器に比べると脱毛による肌トラブルのリスクも極力抑えられそうです。

クリスタルプロ

「クリスタルプロ」は熱破壊式と蓄熱式の2種類が搭載されたダイオードレーザーで、「エミナルクリニック」が独自に開発した脱毛器です。脇やVIOなどの剛毛部分には熱破壊式、顔や背中などの産毛部分には蓄熱式と使い分けることにより、毛質に合わせて効率的にアプローチすることができます。

さらに、直接肌に当たる照射面はマイナス5度まで冷却できるため、痛みに弱い方でも安心して脱毛を受けられそうです。

2種類以上のレーザーを搭載した併用マシン

マシン名 取り扱いのあるクリニック名
ソプラノアイス・プラチナム レジーナクリニック
ソプラノチタニウム アリシアクリニック
グロウクリニック

※院によって保有する脱毛機の種類が異なる場合があります

「ソプラノアイス・プラチナム」「ソプラノチタニウム」は蓄熱式に分類されており、ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、YAGレーザーの3種類の波長をすべて搭載しています。

上記のマシンは「レジーナクリニック」「アリシアクリニック」「グロウクリニック」の3社で導入されていますが、院によって保有する脱毛器が異なる場合があります。使用するマシンにこだわりたい場合は、あらかじめ近くのクリニックで導入されているマシンの種類を確認しておきましょう。

ソプラノアイス・プラチナム

「ソプラノアイス・プラチナム」は、3種類の波長を照射することができる蓄熱式レーザー脱毛器で、イスラエルのアルマレーザー社により開発されました。熱量の計測が可能なシステムを取り入れているため、必要以上に熱量を上げ過ぎる危険性がなく、痛みや肌トラブルのリスクをできるだけ抑えることが可能!

さらに、特殊なアタッチメントによって細かい部分の脱毛にも対応しており、従来器では施術が難しかった眉毛、耳毛、鼻毛なども脱毛できます。

ソプラノチタニウム

ソプラノシリーズの最上位機種「ソプラノチタニウム」は、イスラエルのアルマレーザー社より2019年に発売された新しい脱毛器です。3種類の異なる波長をブレンドしながら同時に照射できるため、産毛~剛毛まで深さの異なるあらゆるムダ毛にアプローチできます。

熱量を計測できるシステムは「ソプラノアイス・プラチナム」から受け継がれており、熱量の与えすぎによって生じる痛みを最小限に抑えることが可能です。

ダイオードレーザー式の脱毛マシンを採用しているクリニック

ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーに次いで国内で2番目のシェアを誇り、さまざまなクリニックで導入されている人気レーザー。とくに、最新理論の蓄熱式ダイオードレーザーは注目を集めているため、マシンの導入件数も増えてきています。

以下では、ダイオードレーザーを導入しているクリニックを紹介するので、レーザーの種類にこだわりのある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

  • レジーナクリニック
  • アリシアクリニック
  • リゼクリニック
  • フレイアクリニック
レジーナクリニック

トップクラスの実績を誇るレジーナクリニックは、サポートの手厚さが大きな魅力。基本的なオプションは全て無料で、照射漏れがあった場合の追加照射もしっかり行っています。さらに、全国に多くの店舗を展開していて平日の営業時間も21時までと長め。様々な点で安心して通うことのできるクリニックといえます。

低価格の新プラン「デビュープラン」の登場により利用しやすくなりました。その他プランは相場よりやや高めに見えますが、充実したサービスを踏まえれば納得の価格設定です。総じて、サービス面・料金面ともに文句なしの医療脱毛クリニックでしょう。

全身+VIO+顔の料金(税込)574,560円(8回)
378,000円(5回)
151,200円(1回)
全身+VIOの料金(税込)<通常>
447,280円(8回)
294,260円(5回)
117,710円(1回)
<デビュープラン>66,000円(5回)
全身のみの料金(税込)327,180円(8回)
215,250円(5回)
86,100円(1回)
割引制度-
個別に脱毛できる部位VIO、顔、上半身(顔なし)、うなじ、脇 、腕、背中、下半身、ヒップ、脚、ひざ上、ひざ下
カウンセリング無料
テスト照射無料
キャンセル無料(2営業日前20時以降のキャンセルは消化)
シェービングサービス無料
麻酔無料
照射漏れの追加照射無料
初診・再診無料
薬・処置無料
レーザーアレキサンドライトレーザー(熱破壊式)
ブレンド(蓄熱式)
店舗札幌院、仙台院、銀座院、渋谷院、新宿院、池袋院、上野院、吉祥寺院、町田院、千葉院、柏院、横浜院、大宮院、 静岡院、名古屋院、京都四条河原町院、心斎橋院、大阪梅田院、神戸三宮院、広島院、福岡博多天神院
アリシアクリニック

VIOを含む全身脱毛が5回68,200円(税込)というリーズナブルさが魅力のアリシアクリニック。通いやすさについても高評価で、特に予約のキャンセルに関しては、予約時間までに連絡すればキャンセル料や施術の消化といったペナルティが一切ないという良心的なサポートがあります。

予約枠を広げる改善も積極的に行っており、予約の取りやすさはバツグン。毛が生え変わる周期に合わせて予約スケジュールを提案してもらえるサービスもあるので、気になる方はカウンセリングで詳しく確認してみてください。

背中など背面のシェービングは無料、自己処理が必要な部位に剃り残しがあっても4,000円(税込)の追加料金でシェービングサービスを利用できます。アリシアクリニックはもともとの基本料金が安いため、シェービング料金もそこまで負担にはならないでしょう。

全身+VIO+顔の料金(税込)144,800円(5回)
全身+VIOの料金(税込)68,200円(5回)
全身のみの料金(税込)公式サイトに記載なし
割引制度お友達と一緒の契約で一人3,000円OFF
個別に脱毛できる部位公式サイトに記載なし
カウンセリング無料
テスト照射無料
キャンセル無料(※条件あり)
シェービングサービス1回:4,000円(税込)
麻酔麻酔クリーム:3,300円(税込)
照射漏れの追加照射無料
初診・再診無料
薬・処置無料
レーザーブレンド(蓄熱式)
ブレンド(熱破壊式)
ダイオードレーザー(熱破壊式)
店舗札幌院、銀座6丁目院、上野院、渋谷駅前院、新宿東口院、池袋院、立川院、町田院/町田院2nd、吉祥寺院、 横浜院、川越院、船橋院、柏院、千葉院、津田沼院、大宮院、名古屋駅前院、名古屋栄院、心斎橋院、梅田院、天神院
リゼクリニック

100万件もの症例数を誇る医療脱毛クリニック大手のリゼクリニック。3種類もの脱毛機器を取りそろえる設備の充実度が特徴で、スタッフ全員が脱毛機器の取り扱いに関する丁寧な研修を受けるという徹底ぶり。

麻酔以外のオプションは全て無料予約3時間前までならキャンセルペナルティがないので、当日でも急な生理や体調不良を心配せずに安心して通うことができます。

全身脱毛プランが大幅値引きされたり、回数パック終了後に半額以下で追加照射が可能など、質の高い施術をお得に受けることができるクリニックです。

全身+VIO+顔の料金(税込)129,800円(5回)
全身+VIOの料金(税込)99,800円(5回)
全身のみの料金(税込)64,800円(5回)
割引制度学割:10%引き
ペア割:10%引き
のりかえ割:10%引き
個別に脱毛できる部位VIO、顔、腕、脚、手・足、ワキ
カウンセリング無料
テスト照射無料
キャンセル無料(3時間前までなら当日キャンセルも無料)
シェービングサービス無料
麻酔麻酔クリーム:3,300円(税込)
笑気麻酔:3,300円(税込)
照射漏れの追加照射無料
初診・再診無料
薬・処置無料
レーザーダイオードレーザー(蓄熱式)
ダイオードレーザー(熱破壊式)
YAGレーザー(熱破壊式)
店舗札幌院、青森院、八戸院、盛岡院、仙台院、いわき院、郡山院、大宮東口院、柏院、新宿三丁目院、渋谷井の頭通り院、銀座院、立川院、町田院、横浜院、川崎院、新潟院、名古屋栄院、名古屋駅前院、京都河原町院、大阪梅田院、心斎橋院、神戸三宮院、広島院、福岡天神駅前院
フレイアクリニック

フレイアクリニックの特徴は、痛みの少ない脱毛。医療脱毛で使われるレーザーの中でも特に痛みを感じにくいと言われている、蓄熱式のダイオードレーザーを搭載した脱毛機器を扱っています。さらには麻酔を無料で使用できるので、脱毛の痛みが不安な方にはぜひともおすすめしたいクリニックです。また、その他の基本的なオプションも全て無料な上に、平日は21時まで営業。全体的に見てサポート体制がしっかりと整っており、信頼して通うことができるでしょう。

ただ、レーザーに関しては一長一短なところも。ダイオードレーザーは痛みを感じにくく毛質や肌質を問わない一方で、濃い毛や根深い剛毛に特別高い効果があるわけではありません。もちろん、それでも十分な脱毛効果はあります。特定の毛質に対する脱毛効果やレーザーの種類にこだわることがなければ、そこまで気にすることもないでしょう。

全身+VIO+顔の料金(税込)486,200円(8回)
242,000円142,000円(5回)
156,200円(1回)
全身+VIOの料金(税込)380,160円(8回)
149,600円99,600円(5回)
114,400円(1回)
全身のみの料金(税込)272,800円(8回)
173,800円(5回)
72,600円(1回)
割引制度乗り換え割:3,000円引き
ペア割:10,000円引き
学割:全身を含むコースが10,000円引き
セット割:全身脱毛と部位別脱毛の同時契約で最大10,000円引き
個別に脱毛できる部位VIO、顔、腕、脚、うなじ、胸、お腹、背中、ヒップ
カウンセリング無料
テスト照射無料
キャンセル無料(前日以降のキャンセルは消化)
シェービングサービス無料
麻酔無料
照射漏れの追加照射無料
初診・再診無料
薬・処置無料
レーザーダイオードレーザー(熱破壊式)
ダイオードレーザー(蓄熱式)
店舗札幌院、池袋院、新宿院、銀座院、上野院、渋谷院、町田院、立川院、大宮院、横浜院、名古屋院、名古屋栄院、大阪梅田院、なんば院、福岡天神院、沖縄那覇院

ダイオードレーザーに関するよくある質問

ダイオードレーザーに関するよくある質問

大手Q&Aサイトの「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」を利用して、ダイオードレーザーに関するよくある質問をリサーチしてみました。

Q1. ダイオードレーザーに美肌効果はあるの?

結論から述べると、残念ながらダイオードレーザーは他のレーザーに比べて美肌効果に期待することはできません。

アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーは、もともとシミ取りレーザーとして利用されており、副次的な美肌効果に期待できるといわれています。具体的には毛穴の引き締め、シミやニキビ跡など色素沈着の改善、肌をワントーン明るくするなどの効果に期待できるでしょう。

一方で、ダイオードレーザーは脱毛に特化したレーザーのため、他2種類のレーザーに比べると副次的な美肌効果はほとんど得られません。ただし、脱毛を完了することによって細かい産毛も目立ちにくくなり、毛穴がキュッと引き締まるため肌がつるすべになりますよ!

Q2. ダイオードレーザーはホクロやシミのある部位にも部位も脱毛できる?

熱破壊式ダイオードレーザーはメラニン色素への反応が強いため、ホクロやシミ部分への照射はヤケドなどの肌トラブルのリスクが伴います。波長が短いアレキサンドライトレーザーに比べると、肌表面のメラニン色素への影響は少ないですが、万が一の肌トラブルに備えて施術を断られる可能性が高いでしょう。

蓄熱式ダイオードレーザーの場合、日焼け肌さんや褐色肌さんでも施術可能なため、軽度のホクロやシミであれば施術は可能です。ホクロやシミ部分の照射について心配な方は、無料カウンセリング時にスタッフへ見せて施術可能かどうか確認することをおすすめします。

また、基本的に施術不可の場合はホクロ・シミの箇所に保護シールを貼り、レーザーが直接患部へ照射されないように配慮をして施術してくれます。

Q3. ダイオードレーザーは何ヶ月おきに施術すればいいの?

蓄熱式脱毛器を導入しているクリニック・サロンのなかには、「バルジ領域をターゲットとしているため最短2週間に1回の頻度で脱毛可能!」と謳っているケースを見かけますよね。

確かに「メラニン色素に左右されないから毛周期に合わせて通う必要がない」と判断されがちですが、実際には蓄熱式脱毛器であってもメラニン色素の影響は受けます。熱破壊式ダイオードレーザーと蓄熱式ダイオードレーザーでは脱毛理論が異なりますが、レーザーが毛のメラニン色素へ反応して熱を発生させるという基本的な原理は同様です。

つまり、熱破壊式ダイオードレーザー・蓄熱式ダイオードレーザーに問わず、どちらも毛周期に合わせて2~3ヶ月に1回の頻度で脱毛に通わなくてはなりません。

クリニックやサロンの予約システム上、2週間~1ヶ月に1回の頻度で脱毛可能な場合もありますが、より効率的に脱毛を完了するためには毛周期に合わせて脱毛することをおすすめします。

Q4. 施術後どのくらいで効果を実感できる?

熱破壊式ダイオードレーザーは照射後10日~2週間ほどで毛がポロポロと抜け落ちるため、比較的早い段階で脱毛効果を実感できます。施術を重ねるにつれてさらに毛が細く薄く変化するので、8回ほど脱毛を繰り返せばかなりムダ毛が目立ちにくくなるでしょう。

蓄熱式ダイオードレーザーは即効性がなく、施術後1ヶ月ほどでムダ毛が抜け落ちて徐々に毛質に変化が現れます。実際、蓄熱式ダイオードレーザー経験者さんのなかには、「効果があるのか分からない」という意見もあり、目に見えて効果を実感することは難しいかもしれません。

また、蓄熱式ダイオードレーザーは効果を実感しにくい傾向にあるため、脱毛完了までの回数はやや多めに見積もっておくと安心です。

Q5. 施術1回あたりの所要時間はどのくらい?

使用する脱毛器によって施術1回あたりの所要時間は異なりますが、一般的には全身脱毛1回につき2~3時間ほどかかるといわれています。しかし、連続的に照射を行う蓄熱式ダイオードレーザーは、1発ずつ単発的に照射する熱破壊式に比べると、かなりの時間短縮が可能となっています。

とくに「アリシアクリニック」はスピーディーな脱毛に定評があり、蓄熱式脱毛器を使用した場合は全身脱毛1回あたりの所要時間はなんと30分!従来器では全身脱毛1回につき120分以上かかっていたにも関わらず、同じ時間で全身脱毛4回も施術することができますよ。

まとめ

今回はダイオードレーザーに焦点を当てて、熱破壊式・蓄熱式それぞれの特徴や脱毛理論、メリット・デメリット、効果や痛みに関する口コミについて詳しく説明しました。

熱破壊式ダイオードレーザーは毛のメラニン色素に反応し、毛母細胞や毛乳頭などの毛根部分をターゲットとして脱毛を行います。メラニン色素量の影響を大きく受けるため、とくに脇やVIOなどの剛毛部分でしっかりと脱毛効果を発揮できるでしょう!

一方で、蓄熱式ダイオードレーザーは多少のメラニン色素に左右されるものの、発毛の司令塔であるバルジ領域をターゲットとした脱毛理論を採用しています。メラニン色素が少ない産毛への効果を見込めるだけでなく、従来器では脱毛が難しかった褐色肌の方でも安全に脱毛ができる点が特徴です。

熱破壊式・蓄熱式のどちらも同じダイオードレーザーですが、脱毛理論によって特徴や向き不向きが異なるため、肌質・毛質を理解して自分に合ったレーザーを選んでくださいね。